こんにちは!
プル子です。
ベトナム南部に位置するフーコック島をご存じでしょうか?
カンボジアの西、タイランド湾に浮かぶベトナム最大の島で、美しいビーチと豊かな自然に囲まれたリゾートアイランドです。
2024年の『Travel + Leisure』読者投票では「世界で行ってみたい島ランキング第2位」に選ばれ、モルディブに次ぐ評価を受けています。
宿泊先は広大な敷地と巨大なプールが魅力のシェラトン フーコック ロング ビーチ リゾート(Sheraton Phu Quoc Long Beach Resort)。
滞在は9月の雨季のため雨が非常に多い滞在となり、思い通りの天気ではありませんでしたが、雨の中でも楽しめるリゾートライフやホテル周辺の観光スポットまで、写真とともに紹介していきます。
地理的にも西海岸に面し、夕日がホテル前のビーチにも沈み、サンセット好きにもたまらないホテルです。
それでは最後まで読んでみてくださいね!
シェラトン フーコック ロング ビーチ リゾートとは
東京23区とほぼ同じ広さのフーコック島(約574平方キロ)の西海岸に位置する、広大な敷地にホテル棟と多くのヴィラ、巨大なプール、目の前に広がるビーチが魅力のリゾートです。
353室のお部屋と28室のスイート、同じ広大な敷地内には全78棟のプライベートヴィラも点在。
ヴィラは見せていただけましたので、後ほど触れてありますが、2〜4ベッドルームまでのタイプがあり、プール付きで家族連れやグループ旅行にも最適です。
メイン棟はネオクラシック様式のエレガントな建築で、白を基調とした外観が南国によく映えます。

館内は高い天井と開放感のあるロビーが印象的で、到着した瞬間から非日常感に包まれます。

無料空港送迎のほか、近隣の人気観光スポット「Grand World Phu Quoc(グランドワールド・フーコック)」や「VinWonders(ヴィンワンダーズ)」へのアクセスも便利。
リゾート内にはレストランやスパ、写真にあるような大きなキッズクラブの施設の他にお土産屋、ビーチグッツショップもありました。

スパはこのようなキャンペーン料金を適用すると、なかなか良いベトナム価格になり、受けやすい金額になります。

アクティビティのプログラムです。

夕方からはぜひ毎日サンセットを楽しまれてください!

フーコック国際空港からホテルへのアクセス
空港からホテルまでは車で約40分。
ホテルの無料シャトルバスも利用可能で、数日前までの予約が必要です。
かなりルールは厳しく感じましたので予約するのお忘れなく!
客室レビュー
客室はゆったりとした造りで、バルコニーから庭園やプールを一望できます。
宿泊したお部屋は海側に面した「Deluxe Guest room, 2 Twin, Ocean view, Balcony(43㎡)」。

広いバスルームには独立したバスタブとシャワーブースがあり、快適に過ごせます。

ターンダウンサービスもあり、雨音を聞きながら静かにリラックスできる空間の予定でしたが…
ですが、海から吹き付ける、雨季ならではの強風があまりに強烈で、ベランダ側のサッシからピューピュー音が物凄く、神経質ではない夫も寝れないほど。
景色は本当に素晴らしいのですが、せっかくのベランダの時間も満喫できないので、翌日、事情をお話してお部屋を変更してもらいました。
雨季以外はこんな音はしないそうなので、ご安心ください。
また、お部屋の設備の不具合もあり、アップグレードという幸運が!

変更してもらったカテゴリーはこれまでより広い「Senior Suite Garden, 1 Bedroom Suite, 1 King, Garden view, Balcony(79㎡)」というお部屋でした。
リビングと寝室が分かれており、バスルームはここに住めるかのように広いものでした。

ベッドは1キングのみでツインの設定はないそうです。
ただ、寝返りをしても隣の人に響かないマットレス、そして柔らかすぎず、とても寝心地が良かったと思います。

バスタブは大きく、旅の疲れが癒されるものでした。
バスソルトとへちまも用意されていました。

右がシャワーブースで左がトイレ。洗面ボールは2つありました。

広大なプールと果てしなく続くビーチ!
このホテルで一番好きだったのは、プールが巨大なこと!
プール好きな私は感動もので、なんとその長さ80x25メートル!!
両サイドはお子様用のプールがあり、こちらも充分な大きさでした。

プールは人生初の大きさといっても過言でない巨大さで、一気に80メートル泳げるか体験してみましたが、泳ぐことができましたので、何となく安心しました!
少しの晴れ間と雨が上がった時間を狙ってプールに行っていましたが、本当に人が少ないため、プールサイドや庭園をほぼ独占できる贅沢感を味わえました。

そして、果てしなく続くビーチは、その先が見えないほどの長さで、これが乾季だとどれだけ素晴らしい砂浜なんだろうと思いました!
まさにホテルの名前の通り、ロングビーチです。
砂は少し褐色がかっていて、白くはありませんでしたが、柔らかく歩きやすいものでお子様にも安心です。

晴れ間の時の写真ですが、その印象はかなり異なると思います。
雨季なので波はいつも高かったです。

朝食ビュッフェ|インド料理と国際色豊かなメニュー
朝食は「Daily Social」というレストランでいただきます。

滞在中に印象的だったのは、インド人のゲストが多いこと。
そのため朝食ビュッフェには、カレー・チャパティ・サモサなどの本格インド料理が充実!
フーコック島ではインド人観光客の誘致が進んでおり、ホテルや街でインド語対応やハラール・ベジタリアン対応メニューが整備されており、直行便や簡単なビザ取得もあり、多くのインド人旅行者が訪れているそうです。

もちろん、ベトナム料理のフォー、バインミー、焼き鳥ご飯、ベトナムコーヒーなどがあり、楽しかったです。

このようなベトナムのグリルものは毎日メニューが異なり、チキン、ポーク、魚などありました。
でも味付けは、個人的にはどうしても、タイのほうが好みでした。

サラダのコーナーがとても充実していて、ソフトな感じのベーグルやサワーブレッドがあったので、挟んで食べるのが好きでした。
ビュッフェを美しく盛り付けって楽しくないですか?
日課のように楽しんでいました!

VinBus(ビンバス)で行く!グランドワールド・フーコック散策
シェラトン フーコック ロング ビーチ リゾートからは、近隣の観光地へアクセスできる無料の電気バス「VinBus(ビンバス)」が運行しています。
環境に優しい電動バスで、宿泊客や観光客が自由に利用できるのが魅力。
予約は不要で、ホテルのロビー前などに設置された時刻表を確認して乗車できます。

VinBusは、フーコック島北部にある大型エンターテインメントエリア「Grand World Phu Quoc(グランドワールド・フーコック)」や「VinWonders(ヴィンワンダーズ)」方面へ向かいます。

目的地の一つ「グランドワールド・フーコック(Grand World Phu Quoc)」は、リゾート内でも屈指の人気スポット。
運河沿いにカラフルな建物が立ち並ぶ街並みは、まるでベネチアのようなフォトジェニックな雰囲気で、日中はカフェやショップ巡り、夜はライトアップと音楽ショーを楽しむことができます。
「グランドワールド」は、“眠らない街”とも呼ばれる人気スポットで、運河沿いにカラフルな建物が並び、まるでベネチアのような街並みが広がります。

夜にはこの運河でライトアップと音楽の無料のショーが行われ、雨の日でも幻想的な雰囲気。
私はこの手のものは正直、あまりどうだろうかと全く期待していなかったのですが、素晴しいショーで感動しました!
本当のベネチアにはないサービスですよ!

ちなみにこのショーはディナーを取りながら見ました。
レストランの方がレストラン前の運河側に人が立たないように通行整理までしてくれる親切な「VUA HAI SAN」というシーフードレストランでした。
味も良かったのでオススメできます。

ディナーをするなら
ホテルにはいくつかのレストランがあります。
その中でも広々としたクラシックな雰囲気が良かったのが「Wok & Curry」。
ここはベトナム、韓国、インド料理が食べられるので、色々なものを試したいときにオススメです。

ただ一皿のポーションが大きいので注文しすぎには注意です。
この日は韓国料理を食べましたが、2名ではなくもう一人いるとちょうどよく食べれると感じました。

味もどれも良かったですが、最後のデザートもオススメです。
実際にとても美味しかった左側のチョコレートケーキは店員さん一押しでしたので、ぜひお試しください!

フーコック島の雨季|タイと異なる天候の特徴とそして失敗
9月のフーコック島はタイの雨季とは異なり、一日中雨が降ることもあり、実際そうでした。
これはフーコック島がメコンデルタに近く、海から湿った空気を受けやすいためだそうで、低気圧やモンスーンの影響が強まると雨がが長時間続きます。
ですが、雨上がりには緑が濃く、南国の自然の美しさを楽しめる時期でもあります。
私が滞在した9月は、まさに雨季の真っ只中にあたり、短時間のスコールではなく、長時間雨が降る日もありました。
雨に濡れた緑や静かなプールは、晴れの日とはまた違う魅力を見せてくれました、なんて言うのは自分の中では正直、半分ジョークで、実は私はフーコック島の気候をタイのリゾートと同じ感覚で考えていました。
「9月ならタイみたいになんとか晴れ時間も多いはず…!」と甘く見ていたのです。
ところが、4泊中ほぼ毎日、雨・雨・雨…。
ホテルの方も先週は台風が来ていたけど、これからはいいはずとチェックインの時に言ってくれましたが、それも慰めだったのかもしれないと今となっては思います…。
水着でスタンバイしても、雲が厚くて太陽は雲の向こう。
プールでデッキチェアに座ってはみたものの、監視員さんから、あそこの雲が凄いから今から雨が来るので避難してくれと言われると、すぐに大雨が!!
「これぞ南国のスコール!」と自分に言い聞かせながらも、雨の中で傘をさして散策する姿は、まるでコメディ映画の主人公のようでした。
でも考えようによっては、雨の中のホテルは静かで人も少なく、プールや庭園もほぼ貸切状態。

ビーチのインスタ映えのブランコもさみしい風景でしたので、皆さんはぜひ乾季に行かれてください。

ヴィラについて
今回、雨季で時間を持て余すことがあり、こちらも見せていただくことができたので、参考までに掲載します、
ヴィラには2~4ベッドルームまであり、全78棟。
プライべートプールやキッチンが備わり、ホテルの上質なサービスを受けながら、まるで邸宅に滞在しているような贅沢な時間を過ごせます。
こちらはオーシャンフロントの2ベッドタイプのプールとビーチの様子。
雨季で天気が良くなかったのですが、乾季の時期でこんな素晴らしいオーシャンフロントは夢のようですね!

こちらはリビングの様子。
ただただその広いお部屋に感動ですが、なぜか調理器具はホテルから借りなくてはならないそうで、なんだか不思議ですね。
ちなみに洗濯機はないそうです。
右側の扉はそれぞれのベッドルームになりますので、2カップルなどで行く場合にも良いです。

ヴィラの敷地はまるでアメリカンハウスや住宅展示場のようにも見える風景でした。
基本はカートで移動することになりますので、フロントにコンタクトすると送迎サービスがあります。

まとめ
今回宿泊したシェラトン フーコック ロング ビーチ リゾートは、広大な敷地と巨大なプール、ネオクラシック様式の本館、さらに2〜4ベッドルームのプライベートヴィラが全78棟点在しており、家族連れやグループ、カップルまで誰もがゆったりと過ごせます。
私が一番気に入ったのは巨大なプールとその雰囲気です。
また、少し足を延ばすとJWマリオット フーコック エメラルドベイ リゾート&スパなどのあるエリア周辺も注目。
観覧車を備えたテーマパークなどがあり、シェラトンから車で約50分・約48kmほど。
島の別の表情を楽しみたい場合にはおすすめのようなので、いつか行ってみたいです。
私の滞在は雨が多い9月でしたので、心残りは乾季に再訪して、2024年の『Travel + Leisure』読者投票で「世界で行ってみたい島ランキング第2位」の人気を誇る美しい島の色を、プールと一緒に楽しんでみたいということです。
それでも、行けたことには感謝しています。
ベトナムのハワイと呼ばれているリゾートの街、「ニチャン」も行きましたが、フーコック島のほうが比較すると個人的にはおすすめです。
ビーチへのアクセス、自然の美しさとリゾートの快適さ、観光の楽しみがニャチャンよりもバランスがよいと感じました。


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