5月にハワイのオアフ島・コオリナに滞在してきました。
宿泊先は「マリオット・コオリナ・ビーチ・クラブ」。
ワイキキから車で40分ほどですが、ここに来るとまるでハワイの離島に来たような静けさと開放感があります。
離島はよくネイバーアイランドともいいますが、空港で島行きの飛行機に乗り返せずにこの雰囲気が楽しめるコオリナの魅力をお届けします。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね!
コオリナの魅力と5月の気候
コオリナには4つのラグーンがあり、波がとても穏やか。
小さなお子さん連れのファミリーでも安心して泳げるのが特徴です。
夕暮れ時にはオレンジ色に染まる海を眺めながら、ワイキキとはまた異なる、離島にいるような雰囲気でゆったりと散歩するのもおすすめ。
ワイキキの賑やかさとは対照的に、のんびりとしたリゾート時間を過ごせます。

ちなみにこちらの写真はオアフ到着時に上空から見える、コオリナのラグーンの景色!
写真には3つの湾しか写っていませんが、右にもう一つあり、パブリックビーチの湾ですのはホテルもありません。(ラグーン4)
ちなみにマリオットはこの写真の一番右にあるホテルです。(ラグーン3)
一番左はフォーシーズンとアウラニリゾート。(ラグーン1)
真ん中はコンドミニアムです。(ラグーン2)

さて、5月の中旬に訪れましたが、気候的には季節はまだ春の終わりなので、朝晩は20度ほどでとても涼しかったです。
滞在中は一度もクーラーを使うことはありませんでした。
日中も30度を超える日はなく、プールに入るのは肌寒く感じるほど!
この訪れた春の終わりは、雨が降ることも多く、ただ2月や3月のように雨が多いわけではないです。
雨が止んだ後は虹も見えて、幸せな気持ちになることが何度かありました。

宿泊したマリオット・コオリナ・ビーチ・クラブとは?
さて、今回泊まった「マリオット・コオリナ・ビーチ・クラブ」は、バケーション・オーナーシップ(タイムシェア)施設として知られています。
でも、会員でなくてもホテルとして一般宿泊が可能なんです。
その魅力をご紹介していきます!
エントランス付近から見るリゾートは言葉にならないほど美しい!

お部屋は3棟ある、ビルディングタイプ!
お部屋にはキッチンやランドリーも完備。(但しランドリーはカテゴリーにより異なる)
施設の外には海を眺めながら楽しむことができるセルフバーベキュー施設もあり、日本ではできない体験が可能!
長期滞在にもぴったりで、まさに“暮らすように滞在する”という表現がしっくりきます。
数か所あるスイミングプールは、大人専用の静かな場所とファミリーで完全に分かれていました。

プール横にはジャグジーが必ず設置されていて、冷えた体を温めることができ、夜に水着で入りに来てる方もいました。

アダルトプールの近くには半屋外風のスパ施設があり、この横は広いフィットネス施設がありました。
開放的なスパではハワイのロミロミマッサージなどが施術できます。

ビーチの美しさは言わずもがな!
しかし、5月の海は予想以上に冷たいので、入るとまるで修行のよう💦
それでも、この景色を目の前にすると、涼しさも吹き飛ぶ気がします。
ちなみにハワイのビーチでパラソルやカバナを使うには、なかなか高額な別途料金が発生します!

レストランは2か所あるので、リゾート内だけで十分に満喫できました。
このロンギースのレストランの横にはコンビニもありました。

ある日のルアウの風景。
屋外で豚の丸焼きなどを食べるハワイならではのパーティーです。
食事の後はご夫婦などでダンスに興じられ、サンセット越しに見るシーンはまるで映画のようでした。

リゾート内はヨガやガーデンツアー、語学レッスンなどの無料アクティビティーが満載でしたので参加されると楽しいと思います。

また、近隣のホテルと遊歩道で繋がっており、非常によい散歩ルートでこれも魅力に感じました。

この遊歩道を歩くと、マングースが防風林に多く住んでいるので、かわいい姿を見るのがとても面白い時間でした。

コオリナはオアフ島の西側に位置しているため、夕日の美しさは折り紙付きです。
ラグーンやビーチに沈む夕日は、まさに息をのむ絶景で、滞在中のハイライトのひとつとなります。

お部屋の様子
宿泊したのは「Guest room, 1 King, Sofa bed, Mountain view, Balcony」32㎡の山側ビューの一番スタンダードなお部屋でした。
ちなみに海側のお部屋になると、100ドルほど料金が異なる感じです。
お部屋には大きなキングサイズベッドに2名がけのテーブルとイス、ソファーベッドにもなるソファーがありました。
ベランダにもテーブルとイスはありましたが、かなりスペースが狭いのでゆっぱりと寛ぐ感じではありません。
でもこの景色を見てください、癒されること間違いなしです!
南国の木越しに美しい山が見れることのできる十分な眺めで、景色が抜けているので実際の平米数よりも広く感じました。
お部屋は宿泊される棟により、かなりビューは異なると思いますので、リクエストされると良いと思います。
天井にファンがあり、これを使うだけでクーラーを一度も使うことがないほど快適な気温の5月でした。

お部屋に入ると手前に左側にキッチン、その反対側はバスルームがありました。
コンロはありませんが、棚の中に電子レンジやトースター(ポップ式)、炊飯器、食器類やカトラリー、調理器具、冷蔵庫も完備されています。
電子レンジはとても便利で滞在中はとてもお世話になりました。

コーヒーメーカーは大容量!
ハワイアンコーヒーでカフェインレスの両方が用意されており、夜に飲むのにも助かりました。

シンク下には暮らすのに十分はグッツが揃っていました。

セルフランドリー
宿泊したカテゴリーの部屋は洗濯乾燥機の設置がありませんでしたが、各棟の3つほどのフロアに数台設置があり、無料で使えました。
部屋に粉洗剤の用意が部屋にありましたので、これを使いました。
洗濯機と乾燥機は分かれており、乾燥機はアメリカなので物凄くはやく、乾燥しましたが、コットンのTシャツは縮みましたのでご注意を!
近隣のショッピングセンター「Ko Olina Resorts(コオリナ・リゾーツ)」
マリオットバケーションから徒歩10分程度でKo Olina Resorts(コオリナ・リゾーツ)というショッピングエリアがあり、あまり大きな規模ではありませんが、スーパーやレストラン、衣料品店などがあり、楽しむことができました。
ちなみにこの施設の前に線路があるのですが、かつてサトウキビやパイナップル輸送に使われた「オアフ鉄道」の名残です。
現在は保存され、観光列車の運行など歴史的スポットとして親しまれています。

マリオットバケーションから徒歩で約10分程度で到着し、こんな感じの美しい道を歩くので気持ちいいことこの上ないです。

オススメの3件をご紹介
アイランド カントリー マーケット(Island Country Market)
アイランド カントリー マーケットIsland Country Market(アイランド・カントリー・マーケット) では食料品や生活用品、おみやげなどが購入でき、便利な場所ゆえに滞在中は何度も散歩を兼ねて行きました。
アイランド・カントリー・マーケットは、ハワイのコンビニエンスストアとして知られる「ABCストア」が運営する店舗ブランドで、通常のABCストアよりも高級感があり、惣菜やサラダ、サンドイッチといったデリ商品をはじめ、ワインやクラフトビール、リゾート雑貨やお土産まで幅広く取り揃えています。

これはある日のこちらで購入したお部屋での夕食シーン!
デリコーナーで新鮮なお刺身の「ポケ」が量り売りで買え、3種類入りをチョイス!
それからオススメしたいのが、「マンダリンサラダ」です。
フレッシュなオレンジとドライクランベリー、さっぱりとしたフェタチーズがロメインレタスと絶妙で、さっぱりドレッシングとあい、美味しいこと!
このサラダはこのハワイ滞在中に何度も食べましたし、通常のABCストアにもある商品なので、ぜひ食べてみてください!
日本人の舌にも合う、ほっとする美味しさです。
こんな時に一緒に助かったのが日本から持ってきた「サトウのごはん」と「アマノフーズのフリーズドライのお味噌汁」でした。
まるでテレビでみるような節約ハワイ旅行のようですが、今の円安、ハワイの物価高騰で毎回、外食とは行きませんのでとても落ち着く、よい夕食だったと思います。

エッグスンシングス
日本にも店舗はある、黄色い看板のエッグスンシングス!
断然ハワイで食べたほうが美味しいですし、コオリナのこのお店は空いていることも多く、他の店舗よりもパンケーキが美味しかったように思います。

滞在中に2回も行きましたが、ハワイアンコーヒーと共に頂くこんな食事はやっぱり美味しかったなーとつくづく思います。

ソーセージはポリチギーソーセージといって、ハワイの方が好む、少し塩辛いもの。
これがパンケーキにとても合うので、付け合わせにぜひ頼んでみてくださいね!

Tommy Bahama(トミー・バハマ)」
アメリカのアイランドファッションブラントは私のお気に入り!
場所はエッグスンシングスの3軒先にあります。
ワイキキにも店舗は2つありますが、断然ここが空いていて種類も多く残っているので、ワイキキにこの後に行くようであれば、ここをぜひ覗いてみると、在庫品が多いのでよい買い物ができると思います。
ただ、少しさびれた感もあり、空き店舗も多かった印象です。
遊歩道は楽しい散歩ルート
ホテルの前は遊歩道となっており、4つのラグーンを自由に行き来することができます。
宿泊したホテルの無料アクティビティに参加した際のツアーガイドさんが、フォーシーズンホテルを超えた先のビーチを歩いていくと、絶滅危惧種の野生の「ハワイアンモンクシール」がビーチにいることがあると教えてくれた!
早速、ある朝に行ってみました!
ちなみに遊歩道からはずれた先なので足元は岩だらけなので気をつけて行って欲しいです。

しばらく歩くと見てください、この素晴らしい景色!!
まるでオールドハワイの世界にでも飛び込んだような雰囲気でした。

でも今回は残念ながら、ハワイアンモンクシールを見ることができませんでした。
早朝か夕方が涼しくてビーチにお休みしているのが見れるそうです。
ハワイアンモンクシールには触れないようにしましょう。
安全も兼ね、少なくとも数十メートル以上離れて観察して、触れると厳しい罰金が科される可能性もあるのでご注意を!
遊歩道にはこのような警告が多く準備されており、海洋生物には触れない事や湾を超えることがないように注意が促されています。

近隣のホテル
コオリナには全部で4つのラグーンがあります。
端から順に、フォーシーズンズ・リゾート・オアフ・アット・コオリナ、アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ、その先にはコンドミニアム、そして最後にマリオット・コオリナ・ビーチクラブが並んでいます。

フォーシーズンは他のホテルと異なり、かなりの高級感を放っていて、ビーチからは簡単に入れないような構造となっており、それがさすがだと思いました。
一番端のホテルがないラグーンはパブリックとなっており、ローカルの憩いの場所となっていました。

コオリナの歴史
コオリナ(Ko Olina)はハワイ語で「喜びの場」を意味し、古代ハワイでは王族たちが儀式や休息のために訪れた癒しの地として知られていたそうです。
1980年代に日本航空(JAL)などの投資によって、人工ラグーンやゴルフコースを備えたリゾート開発が始まりました。
1993年にはコオリナ地区初のホテルとして「イヒラニ・リゾート&スパ」が開業し、1997年末にはニッコー・ホテル(JALグループ)に参加して「第二のワイキキ」を目指す開発が進められました。
開業当時はよく新婚旅行などで会社の先輩などが行っており、懐かしいです。
その後、JALは撤退し、イヒラニは1999年に「JWマリオット・イヒラニ・リゾート&スパ」と改称。
2016年には「フォーシーズンズ・リゾート・オアフ・アット・コオリナ」として再オープンし、世界的に人気の高級リゾートへと成長しました。
一方、2003年に開業した「マリオット・コオリナ・ビーチ・クラブ」は、イヒラニとは別の施設で、かつてのJAL計画の一部を引き継いで建設され、広々とした敷地内やラグーンの近さなど、まるで“暮らすように滞在する”体験ができるリゾートとして親しまれています。
コオリナがワイキキのようにならなかったのは、中心街から離れた立地や滞在型リゾート重視の開発方針、JAL撤退による資金不足、そして自然環境保護のため高密度開発を避けたことが理由だそうです。
まとめ
離島に行かなくても、オアフ島のコオリナで過ごす時間は本当に特別。
波の音を聞きながらのんびり過ごすと、心も体も自然に癒されていきます。
ワイキキとはまた違ったハワイの魅力を感じたい方に、コオリナはとてもおすすめです。
車があれば近くにもいくつかのショッピングセンターもあります。
宿泊は一般の方でも可能ですが、基本は所有権を購入しているオーナー向けの施設です。
日本でも宿泊体験のプロモーションを行っていると思いますので、説明会に参加する義務はありますが興味がある方には良い体験になると思います。

コメント