こんにちは!
こんにちは、バンコク在住のプル子です!
9月にラオス北部にある古都「ルアンパバーン」に行ってきました!
ルアンパバーンは街全体が世界遺産に登録されている魅力的な場所。
気候は雨季のルアンパバーンでしたが、ざっと雨が降るとそのあとは晴れ間もあったり、ずっと一日中振る感じではなかったです。
ルアンパパーンは朝の5時半から6時くらいまで托鉢のイベントがあり、厳かな雰囲気を体験することができます。
体験できる時間帯は30分程度でそのあとは、ホテルで朝食を取るかといった感じになりますが、ほとんどのホテルは6時半くらいからだと思います。
托鉢を見終えたあとは、まだ街が静けさに包まれている時間帯。
そこで、その足でぜひ訪れていただきたいのが「モーニングマーケット(朝市)」を見学することをオススメしたいです!
旅行の際には、ぜひこのゴールデンモーニングルーティンを体験してみてください。
実際に体験した内容をシェアいたしますので、ご旅行に行かれる方は参考にされてみてください。
とても楽しい体験ができると思います。
ではスタート!
モーニングマーケットとは
ルアンパバーンの朝市は観光客向けというよりも、地元の人々が日常的に利用しているマーケット。
野菜や果物、川魚やハーブなどが所狭しと並び、歩いているだけで地元の暮らしを垣間見ることができます。
その中でも少しだけグロいものもあったりして、東南アジアならではの雰囲気も楽しめます!
特に印象的だったのは、メコン川で取れた海苔、蜂の子やカエル、黄色いキノコ、カゴに入った新鮮な野菜や、まだ生きている魚を売っている光景!
バンコクのマーケットとはまた違った素朴さがあり、とても興味深かったです。
マーケットの通りは細く、両脇に屋台が並んでいて、早朝でも活気に溢れていました。
温かい麺やおかゆなど、その場で味わえるローカルフードもありました。
朝の澄んだ空気の中で食べると、より一層美味しく感じられます。
ルアンパバーンの一日は、この「托鉢」から「朝市」へと続く流れがとても自然で、街全体が穏やかな時間の流れに包まれているように感じました。
ほとんどのお店はお昼前で終わる感じです。
場所はどこ?
ルアンパバーンの街の中心地にあり、メイン通りからすぐの場所です。
私が宿泊したホテルの「Avani+ Luang Prabang」からは3分程度でとても近かったです。

オススメの曜日
一番賑わっているのは、土日のウィークエンド!
この方が断然、お店も多く、賑わっていました。
平日もお店は出ていますが、ご旅行が土日に重なる場合はぜひ訪れてみてください!
ユニークなお店の様子をご紹介
私は現在、バンコクに住んでいますが、ルアンパパーンの朝市は一味、違います。
取り扱いの種類も少し異なるのです!
ユニークな店をご紹介しますので、ご覧になってみてくださいね。
ルアンパパーンはメコン川で取れる海苔がとても有名なんです!
私もそれをレストランで思い切って食しましたが、とても美味!
きれいな清流の川でのみ採取しているようです。
ガーリック味などもあり、ユニークなそれはとてもサクサクと美味しいものでした。

海苔につけて食べるペーストやご飯のお供的なもの、カレーペーストのようなものが量り売りされていて、このお店は繁盛していて、見るのが楽しかったです。

このようにうず高くディスプレーされている干物屋さんは圧巻で思わず立ち止まるほど!
中央向かって右にある野菜をカリッと揚げたようなスナックは、スパの後にお茶菓子で出されましたが、手が止まらぬ美味しさでした。

こちらもスパの後で出たお茶として美味しく頂いたのですが、向かって左にあるオレンジのスライスのように見える、「バエルフルーツティー(Bael Fruit Tea)」のお茶はとてもファンになりました!
タイ語では「チャー・マトゥーム(Cha Matoom)」、または「マトゥーム茶」として知られる、東南アジアではよくあるバエルフルーツ(Bael Fruit)という実をスライスして使った伝統的な飲み物です。
このお茶は、バエルフルーツを乾燥させたものを煮出して作られます。
自然な甘みもあり、甘く芳醇な香りが特徴で、冷やしても温かくても美味しくいただけます。
一番右はお馴染み「バタフライピー」のお茶です。
ぜひお茶はオーガニックがあれば、そちらを買うようにされると安心です。
街中にある店舗のほうがそのようなものがあるですので、朝市では雰囲気を楽しむつもりでどうぞ!

ちなみにバエルフルーツティーは、まず熟したバエルフルーツの実を収穫し、半分に切って種を取り除きます。
その後、実を薄くスライスして乾燥させ、このように保存できる状態にするそうです。
バエルフルーツティーは胃腸を整え、便通を助ける働きがあり、食物繊維や成分で腸内環境をサポートしてくれ、さらに抗酸化作用で体の調子を整えたり、風邪予防や解熱にも利用されるなど、体にやさしいのです。

ルアンパパーンではこのようなお菓子をよく見ました。
試食させてくれましたが、ココナッツ味がほんのりする、かりんとうのような素朴なお菓子でした。

ルアンパバーンの朝市では、雨季になると黄色く鮮やかな「アンズタケ(Chanterelle)」が並ぶそうです。
香りがよく、炒め物やスープにすると格別の味わい。地元ではレモングラスや香草と合わせたスープが定番とのことで、森の恵みをそのまま味わえる旬のきのこ。
左側の竹のようなものに入って縛られているのは、よく見ると大きなカニでした。

どこもかしこも、アンズタケだらけ~でした!

中央にあるフルーツは大好きなロンコン!
左はロンガン、右はランブータンです。
皮をむくと、どれもライチのような風貌のフルーツですが、どれも味が異なります。
手で剥けるので旅先のお試しフルーツとしては、とてもオススメです!

なんと大きな「蜂の子」も沢山、並んでいました!
ぷっくりとした姿に驚きましたが、地元では滋養食として人気の一品だそうです。

「生魚や生肉」のコーナーもあり、ここには川魚などがずらりと並んでいました。
友人が旅行した際はこの朝市で「タケネズミ」も見かけたそうです。
竹を食べて育つ希少な動物で養殖もされていますが、ラオスでは高級食材として知られており、大きさは5キロほどあるそうです。

左はタイでもよく見かける「首折れ魚」です。
ルアンパパーンの朝市で見たこの魚は、タイで見るものよりずっと大きかったです。
私はタイでも食べますが、まさにサバにそっくりな味で美味しいです。
右はタイでもよく見るソムオーという、ザボンに似たフルーツだと思います。
タイでは薄皮を剥いてパックに入れて販売されることが多いですが、こちらは自分で薄皮を剥くスタイルなので、むしろ清潔かもしれません。

寺院やゲストハウス前にもかかるように開催されている朝市は、こんな風景をみるだけでも楽しいです。

麺やおかゆが食べれるお店もありました。

街の通りでもこれだけが販売されていて面白かった、細くて小さな茹でたトウモロコシ!
ラオスの刺繡によくトウモロコシがあるのを見かけますが、収穫ができてよく食べるのでしょうね。

スカーフや洋服など、民芸品やバッグなどもありました。

まとめ
ルアンパパーンの朝市は、タイの市場と似ていながらも少し違った魅力がありました。
大きな規模ではありませんが見て、触れて、食べる楽しさがぎゅっと詰まっています。
市場を歩くだけで地元の生活を身近に感じられ、美味しい発見もたくさん。
ルアンパパーンに訪れたら、ぜひ朝市でこの特別な体験を味わってみてください。
中心地からすぐの場所にあり、とても行きやすいです!
タイバーツやドルも使えますが、基本はラオスキープです。
これらの外貨で支払った際のおつりはキープでもらう形となります。
タイ語が話せれば、ラオス語は似てますし、通じますよ!

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