【コートヤード・バイ・マリオット・シェムリアップ宿泊記】アンコールワット観光に最適でお得な5つ星ホテル

こんにちは、バンコクにプチ移住中のプル子です✨

今回は、カンボジア・シェムリアップで滞在した5つ星ホテル「コートヤード・バイ・マリオット・シェムリアップ(Courtyard Siem Reap Resort)」をご紹介します。

実は「コートヤード・バイ・マリオット」といえば、マリオットグループの中でも一般的に4つ星(中上級クラス)に位置づけられており、公式に“5つ星”と格付けされているケースはとても珍しいのです。

それでも、今回のシェムリアップの施設は、“例外的に少し豪華”な物件。

とはいえ、JWマリオットやリッツ・カールトンのようなラグジュアリーブランドとはまた異なるカテゴリであることが、実際に宿泊するとよく分かります。

それでは、そんな価格もお得なカンボジアのシェムリアップにある、コートヤードの魅力をお伝えしていきます。

カンボジアの観光にもアクセスは決して悪くないので、どうぞ最後までお付き合いくださいね!

目次

チェックイン

天井が高く落ち着いたロビーには、静寂が漂っていました。

冷たいおしぼりやお水のサービスがあり、旅の疲れを癒してくれる心遣いが嬉しかったです。

バンコクの都会的な接客に慣れていたこともあり、カンボジアの優しいホスピタリティーがより印象的でした。

フロントマネージャーもフレンドリーに話しかけてくださり、ゲスト一人ひとりに気を配っている様子が伝わってきました。

チェックインの際には、ロビーでウェルカムアイスクリームをいただきながら手続き。

アイスはおそらくラムレーズン味?少し不思議な風味でしたが、旅の始まりを彩ってくれました。

シンプルで広めのお部屋

宿泊したのは「デラックス・プールビュー・ルーム(34㎡)」で、実際の広さ以上に開放感を感じました。

全室にバルコニーが付いているため、視界が抜けて広く感じられます。

バスルームはガラス戸で仕切られていますが、スクリーンを開ければ一体化して見せることができる構造です。

バスタブはありましたが、構造上お湯をためて使うにはやや不便だったため、ない部屋の方が使いやすいかもしれません。

トイレ、洗面所、バスルームの様子で左側がバスルームの空間です。シャワーブースは別途ありません。

おいしい朝食

朝食ビュッフェではマンゴーがたっぷり提供されており、5つ星らしさとカンボジアの物価を感じさせる豪華さでした。

その他のフルーツも豊富で、朝からエネルギーをチャージできます。

カンボジアのローカルフードのクメール料理や洋食も揃っていていました。

日本食は味噌汁のみ。

ただし、保温器の設定が高温すぎて煮詰まっていたのが残念……。

スタッフの方が「ぜひ飲んでね!」と笑顔で勧めてくださったので、正直な感想は飲み込みました(笑)。

アンコールワットへ早朝に行く際は朝食ボックスのリクエストを!

アンコールワットを早朝に訪れる予定がある方は、前日にフロントかレストランで朝食ボックスを依頼しましょう。

私たちはツアーのピックアップ時間が朝5時にフロント集合でしたので、早朝過ぎて朝食をレストランでとることができません。

前日にお願いしておくと、紙袋に入ったこのようなボックスをフロントで受け取れました。

好きなタイミングで食べられるのでとても便利で、ツアー中の朝食タイムにもレストランで食べられました。

これが実際の写真で、2つのボックスがジュースと共に、紙袋に入れられていました。

アンコールワットまでの距離

アンコール遺跡群までの距離は約5km、車で10分ほどとアクセスも良好。

中心街へも同じく車で10分程度で行けます。

Grabを使えば、タクシーもトゥクトゥクも簡単に手配可能。

タイと違って、カンボジアのGrabではトゥクトゥクも表示されるのが面白いですね。

実際に迎えに来てくれたトゥクトゥクも可愛らしいデザインで、街中でもたくさん見かけました。

実際に迎えに来たトゥクトゥクはこんなにかわいい車で街にも沢山走っています。

ホテルの注意点

1.周りに一切の飲食店がないこと

一切のレストランが周辺にありません。

コンビニは大通りを左に数軒行くと1つだけありますが、タイのようにお弁当やあのようなホットサンドなどはないので、少し違いを感じることに。

コンビニの近くにローカルフードの屋台はありますが、自己責任で。

中心地に行けばレストランがありますので、車やトゥクトゥクで10分ほどです。

コンビニにはビールや飲み物を買ったりするには普通に便利で、種類は多くありませんがお土産や日用品もありました。

2.ホテル内の洋食メニューの味がイマイチ

ホテルでの食事は朝食会場のオールデーダイニングとなります。

洋食のメニューもありましたが、パスタやピザはとても微妙な味。

ですが、ローカルフードのメニューから選ぶとどれも美味しく、特にチャーハンの味は良かったです。

ルーフトップバーもありましたが、いつもイベントをやっていて利用することはありませんでした。

ここからの夕日がきれいなので見学に行くのをオススメします。

塔のように見えるのは数軒先にあるユニークなホテルでしたが、レストランが中になく、朝食だけの営業とのこと。

3.プール周辺の騒音

ほとんどの部屋がプールを囲むように部屋があるので、夕方以降は観光から戻るファミリーや子供の声が良く聞こえ、静寂がないこと。

ですが、プールな19時でクローズするので、夜遅くまでは騒がしいのは続かないです。


プールに面していないお部屋もあるようですが、幹線道路に面しているのでお好みでお聞きされると良いと思います。

幹線道路と逆側の棟に道路に面していない部屋も少しある感じでした。

知っていますか?年2回ある「アンコールワット・エクイノックス

実はアンコールワットでは、年に2回、春分(3月)と秋分(9月)の前後にだけ見られる特別な現象があります。

それが「アンコールワット・エクイノックス」と呼ばれるもので、日の出が中央塔の真上にぴったりと昇る瞬間を目撃できるのです。

ちょうど私が滞在していたホテル「Courtyard Siem Reap Resort」でもこのイベントの告知がされていて、2025年は3月20日〜22日と9月の同じ日に見られるのです。

一番の日は21日とのことで、私たちもこの日に行きましたが、残念ながらホテルの方曰く、翌日の22日にバッチリ見えニュースにも取り上げられたそうです!!

この神秘的な光景は、春と秋の年2回、多くの旅行者が夜明け前から場所取りをして待ち構えるほど人気で、人も見に行くといっても過言ではありません。

もしシェムリアップを訪れる時期を選べるのであれば、3月か9月のエクイノックスの時期に合わせるのもおすすめです。(21日の前後2日間が良いらしいです)

まとめ

シェムリアップには、「パークハイアット シェムリアップ」「ソフィテル アンコール プーキートラー」「ラッフルズ・グランド・ホテル・ダンコール」や「アナンタラ」といった5つ星の超高級ホテルもあります。

そこまでのラグジュアリーは求めないけれど、三分の一の値段で安心感とサービスの質なので、価格重視したい方には、コートヤードはちょうど良い選択肢だと思います。

「コートヤード・バイ・マリオット・シェムリアップ」は、丁寧なホスピタリティを備えたホテルでした。

開放感あふれるロビーに迎えられ、フレンドリーなスタッフの対応も心地よく、朝食はどれも美味、少しリゾート気分を味わえるプールも魅力的で、アンコールワット観光に便利な立地もこのホテルの大きなポイントです

スタッフの方の英語はタイより聞きやすいアクセントでした。

一方で、周囲に飲食店が少ない点や洋食の味にはやや注意が必要ですが、ローカル料理はとても美味しくて、ホテルで食べても値段は安価でおすすめです。

夜の街灯やホテル周辺の雰囲気から、ふと「ベトナムっぽいな」と感じました。

もしかすると、かつてベトナムと近しい社会主義の体制を持っていた時代の影響が、街のインフラや照明の設計にわずかに残っているのかもしれません。

きらびやかな観光都市というより、どこか質素で整然とした印象。

これもまた、カンボジアらしさの一つだと感じました。

私は初のカンボジアでした。

首都のプノンペンを知りませんが、またかなり違う印象なのだと思います。

シェムリアップからカンボジアの首都プノンペンまでは、約320〜330kmの距離で飛行機だと1時間程度です。

3月に訪れましたが、これ以上暑くなると倒れそうになる気温ですし、ぎりぎり良い時期に行きました。気候はタイと同じ感覚で大丈夫ですし、4月にはクメールソンクラーンなんていう水かけ祭りがあるのもタイに似ています。アンコールワット観光は日陰が無いので、気温に気を付けられ、半日ツアーを選択するなどの注意が必要です。

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