東南アジアで人気のバエルフルーツティーを自宅で楽しむ方法

こんにちは!

プル子です!

皆さん、「バエルフルーツティー(Bael Fruit Tea)」というお茶をご存じでしょうか?

私は先日、ラオスのルアンパバーンで宿泊した、Avani+ Luang Prabang (アバニ+ ルアンパバーン)のアナンタラスパで施術の後に提供されたこのお茶が提供されたのですが、それを機に大ファンになりました。

思い返すと、きっと過去にも同じお茶を他のスパでも飲んだことがあるのだと思いますが、こちらのアナンタラスパでいただいたものが格別に美味しく感じ、これは何のお茶ですかと質問したことがきっかけでした。

スパの方が「これはバエルフルーツティーです」と説明してくれました。

調べてみたところ、このお茶は私が現在住んでいるタイでももちろん売っているし、東南アジアではとてもポピュラーな存在だと知りました。

スパトリートメントを終えたあと、静かな空間で出された一杯。

ほんのり甘く、香ばしい香りに包まれる瞬間、疲れがふっと消えていくようでした

実際に購入して日常の中で作ってみましたので、エピソードも加えてブログにしてみます。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

目次

バエルフルーツティーとは?

「バエル(Bael)」はインド原産の果実で、ミカン科のフルーツ。

スリランカ、インドのタミル地域、タイ、ラオス、マレーシアなどで自生しているそうです。

私の住んでいるタイでは、「マトゥームティー(Matum Tea)」や「バエルティー(Bael Tea)」という名前で販売されています。

硬い外皮の中にオレンジ色の果肉がぎっしり詰まっていて、熟すと自然な甘みとほのかな酸味があり、乾燥させるとその香りがより引き立ち、その果肉を覆う殻は非常に硬く、特殊な機械でスライスしているようです。(参考サイト

お茶に使われるのはこの果実を薄くスライスして天日でじっくり乾燥させたもの。

まるでドライオレンジのような見た目で、眺めているだけでも南国の風を感じるようです。

乾燥させた果実をお湯で煮出してお茶にすると、ビタミンCやB、抗酸化成分が豊富で、しかも嬉しいノンカフェインで以下の効能があるとのこと。

  • 胃腸の働きを整える
  • 喉の痛みをやわらげる
  • 免疫を高める

素晴らしくないですか?

香りはカラメルやドライフルーツのように穏やかで、味わいはほんのり甘く、後味に少しスモーキーな深みがあります。

不思議と砂糖を入れなくても自然な甘さが楽しめるのが魅力で、これが好きになったきっかけのように感じます。

その味わいは、どこか昔懐かしい「純露(じゅんつゆ)」のキャンディを思い出してしまう私は昔の人間ですね!

お分かりになる方いらっしゃると思います。


購入先

宿泊したラオスのAvani+ Luang Prabangのアナンタラスパで、スタッフの方から朝市や街中でも購入が可能と聞きました。

朝市を歩いていたとき、乾燥したオレンジ色の輪切りの果実が並んでいて、すぐに「あ、これがあのお茶の実だ」と気づきました。

そのあとタイでも、バンコクのスーパーのグルメマート(Gourmet Market)で見つけることができ、手軽に購入できることを知りましたし、ヤワラート(中華街)にもあるそうです。

私はこのような類のお茶は気分的になんとなく、なるべくオーガニックのものを選ぶようにしています。

ちなみに日本人御用達のフジスーパーにはありませんでした!


作り方

私は煮だす方法が好きで、その栄養成分が一番抽出出来そうな気がして、鍋で作っていますが、その他の方法もありますのでご紹介します。

できあがったお茶はそのままでも十分おいしいですが、お好みで蜂蜜を少し加えるとまろやかになります。

お砂糖でも良いですが、ハチミツの方がヘルシーだとホテルの方にもアドバイスを受けました。

冷やしてアイスティーにすると、暑い季節にもぴったりですが、私はホットの方がなんとなく体にも良さそうでそうしています。

煮出す方法

自宅で淹れるときは、次のようにしています。

色々なサイトを参考にし、トライした結果で一番良かったものをご紹介します。

1️⃣ バエルスライスを水でサッと洗います。1リットルの水に対し4-5枚のバエルスライスを使うのがオススメです。煮だす際に蒸発されることも考えると、一気に2リットル作ると沢山飲めます。


2️⃣ 鍋にお湯を沸かし、湧いたら、バエルスライスを入れ、20分ほど中火で煮だす。


様子を見て良さそうだったら、鍋から取り出します。

取り出したバエルフルーツのスライスはまるでオレンジのよう。

カッチカッチだったスライスは、この時点では柔らかくなり、食べてみたくなるほどで、そして、捨てるのが惜しいほど可愛らしく感じました。

3️⃣ 濃いオレンジ色になったらできあがり。なべ底に沈んだオリは残して、ポットなどに入れ保管します。

数枚をカップに入れて

実際にこのような飲み方を外袋にも可能であることの記載がありました。

個人的にはあまり味がでないように感じますが、熱湯に浸しておけば、時間は少しかかりますが色は出てきます。

2枚ほどスライスを流水で少し洗ってから、マグカップなどに入れて作ると良いです。

ティーバッグを買う

バンコクのグルメマート(Gourmet Market)でこのように細かく切ったものがティーバッグに入っている物があり、実際に使うと便利でした。

細かくなっているので、二番目に説明したものよりも味は出ると感じます。

このパッケージのものは説明にガンにも効くなんて書いてありました💦


まとめ

バエルフルーツティーは、旅の途中で出会った小さな幸せから始まり、今では私の暮らしに欠かせない一杯になりました。

スパのように穏やかで癒される時間を思い出しながら、豊富なビタミンCやB、抗酸化成分を感じつつ、自宅でも心と体を整えることができるのがこのお茶の魅力です。

もし東南アジアを訪れる機会があったら、ぜひ市場やスーパーで探してみてください。

きっと、旅の記憶と香りを閉じ込めたような、特別なティータイムが楽しめるはずです。

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