こんにちは、バンコク在住のプル子です!
ラオス北部にある古都「ルアンパバーン」に行ってきました!
ルアンパバーンは街全体が世界遺産に登録されている魅力的な場所。
フランス統治時代の名残と仏教文化が美しく調和し、ヨーロッパとアジアが交差する独特の雰囲気を散策で楽しめます。
世界遺産エリアでは建物は基本2階建てまでに制限されており、歴史的景観や伝統的建築が守られています。
そのおかげで、どこにいても空が広く、古き良き街の雰囲気をゆったり楽しめます。
そんな街の中心にあるのが 「Avani+ Luang Prabang」。
2018年3月に開業したこのホテルは、アジアのホスピタリティブランド「Avani」の新しいブランド「Avani+」の第1号ホテルです。
街の歴史や文化に調和したデザインで、落ち着いた雰囲気と上質な滞在感が魅力!
街の散策や観光にとても便利な立地にあり、古都の雰囲気を満喫しながら快適に滞在できます。
実際に訪れた時期は8月末から9月の頭の雨季でしたが、ほぼ晴天!
雨季の時期はホテルが安くなりますし、涼しいのでオススメです。
それではホテルのことはもちろん、皆さんが追加で知りたい内容のルアンパパーン空港での両替、SIM、空港からの移動も含めた詳しい内容でご紹介していきますね!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
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Avani+ Luang Prabangとは
このホテルは、タイのMinor Hotelsグループに属する姉妹ブランド、「Anantara Hotel」と関係があります。
Anantaraがラグジュアリー志向の5つ星リゾートであるのに対し、Avaniは4つ星で少しカジュアル寄りの都市型・リゾート型ホテルという位置づけですが、ルアンパバーンのAvani+は例外的に落ち着いたラグジュアリー感を意識して設計された5つ星ホテルです。
建物はフランス統治時代の建築様式を生かしたコロニアルデザインで、街並みに自然に溶け込みながらも、シンプルで上品な空間を提供。
さらにホテル内には Anantara Spa が併設され、オイルマッサージやフットマッサージなどを楽しむこともできます。
カジュアルな印象だけではなく、上質でリラックスできる滞在が叶うのが、このホテルならではの魅力です。
全室53室に対し、オフシーズンの宿泊だったため7室程度の稼働で、もはや貸し切り状態でした。

Avani+ Luang Prabangを選んだ理由
ルアンパバーンにはゲストハウスから高級リゾートまで多くの宿泊施設がありますが、街の中心部にありながら落ち着いた雰囲気を持つ、クチコミがと特に良かった「Avani+ Luang Prabang」を選びました。
中心地にあるため、朝市、ナイトマーケットもすぐ近くで毎日の開催が間近で楽しめる。
プーシーの丘や博物館、主要寺院も徒歩圏内でメイン通りもすぐでアクセス抜群!
あのメコン川にも近く、その便利なアクセスにあるホテルは、全てのルアンパバーンを肌で感じられるのではないか思ったからです。
それなのにホテルの中に入ると本当に静かでリゾート感に包まれるといったクチコミに魅力を感じた点でした。
ルアンパパーン空港からの移動(両替・SIM・シャトルバス情報)
私の住んでいるバンコクからは直行便があり、1時間半ほど。
日本からの直行便はないため、バンコクやハノイといった近隣諸国を経由してアクセスするのが一般的です。
ルアンパバーン国際空港 (Luang Prabang International Airport)からホテルまでは車で約15分ほど。
事前にホテルに送迎をお願いすることもできます。
私たちは特に急ぐ旅でもありませんし、飛行機の遅延などがあると嫌なので気楽な、空港からの乗り合いのシャトルバンに乗ってホテルまで移動しました。
ルアンパバーン空港は本当に小さくて、飛行機を降り、下の階に行くともうイミグレーションの列が見えるほどでした。

とても小さなイミグレーションを抜けるともう出口です。

ここを抜けると両替所があり、街中にもありますが、小さな街なのでこちらで行ってしまうのも便利だと思います。

その先にはSIMカードのカウンターがいくつかあり、そこで申し込みをされると便利です。
金額は微妙に異なりましたので、数か所確認を行うとお得なところに出会えると思います。

その奥の出口の左側にタクシーサービスの看板がありますので、ここでホテル名を告げ、支払いを済ませるとすぐに係りの方が案内してくれました。
タクシーサービスといっても乗り合いのシャトルバンです。

料金は空港からは2名で100,000キープ(約700円)でした。
私たちの時は手前の近いホテルを2か所を立ち寄りましたので、到着まで30分程度でした。(直接だと15分程度)

実際の乗り合いシャトルバスは中も清潔でクーラーも良く効いて、何ら問題がありませんでした。

チェックイン
さあ到着しました!
ルアンパバーンらしい美しい木の扉をフロントの方が手で開けてくれ、満面の笑顔でお出迎え!
中に入るとこんなに静寂で美しい空間に大感動しました。

レモングラスの香りの冷たーいおしぼりと、ほんのり甘みのあるハイビスカスティーが提供され、ソファーに座りながらゆったりとチェックインしてくれました。
移動で疲れた体に染みわたるドリンクの甘味とタイとは異なるインテリアにあー、異国に来たんだなーと実感するのでした。

宿泊したお部屋
フロントの方が施設の中を説明しながらお部屋までご案内してくれました。
宿泊したのは2階にある「アヴァニ・デラックス・プールビュー・ルームプールビュー」の35㎡のお部屋。
2Fに上がるまでのアプローチはまるで高級旅館のような雰囲気でした。

部屋に入ると木のぬくもりが感じられるお部屋で、どこかの山岳リゾートにも来たような雰囲気になりました。


洗面所は部屋になんと2台あります!
設置されていたハンドソープがとても良い香りで癒されました。

これが全体図ですが、どのデラックスルームも部屋の角に洗面所がそれぞれあり、とても便利でした。

バスタブはありませんが、レインシャワーと普通のシャワーの両方があり、湯量も良かったです。

バスローブも薄い生地で着やすかったです。

窓からは広々としたプールと美しいお庭が見え、扉の枠越しから静寂を感じ、大きなベランダに感動しました。

黒いタイルを使った美しいプールは水面に深みを与え、光の反射によりプールがより魅力的に見えました。
また、黒いタイルは太陽光を吸収しやすく、プールの水温を自然に上昇させるため、快適な水温が維持されやすいそうで、暑いバンコクでも水温が上がらない時間、凍えながら入るプールとは異なりました。

滞在中は雨季にもかかわらず、ほぼ晴天でしたが、ある日の夕方は物凄い雨でした。
ここから見る雨やすべての風景に感動する毎日を過ごせました。

横長のレイアウトの部屋なので、これほど広いバルコニーの部屋はなかなかないと思いました。
テーブルのセットの他にベッドまであり、快適そのものでした。

どんなお部屋に宿泊しても、夕方から夜にかけてターンダウンサービスが施され、クッキーなどのおやつをお部屋に用意してくれてました。
夜の静寂もため息が出るほど美しいものでした!

アナンタラスパとフィットネスジム
ホテル内には「Anantara Spa」があり、私はフットマッサージとオイルマッサージを体験しました。(営業時間は9~20時まで)

スパも静寂そのもの!

特にフットマッサージは歩き疲れた足に心地よく、オイルマッサージはアロマの香りと熟練の技で旅の疲れがすっかり癒されました。

アロマのボディーマッサージをやったときの個室の施術室はシャワーブースもあり、清潔そのものででした。

ここで至福の時間を過ごします!

フィットネスジムはスパと同じ入口にありました。
スタンダードなものはすべて揃った、静寂な雰囲気のスパでした。

プール
Avaniのプールは、建物を囲むように配置されており、「美しい」という言葉がぴったりの空間です。
子ども用プールはありませんが、深すぎず落ち着いた雰囲気で、街歩きの合間にリラックスするのに最適でした。
(朝7時から夜19時まで利用可能で夜は残念ながら不可)
特に印象的なのは、珍しい黒いタイルのプール。
日光で温かくなるので、スタイリッシュでありながら快適に過ごせ、一石二鳥です。
ホテル全体を通して「静寂」という言葉がどこでもぴったりだと感じる、そんな癒しの空間でした。

プールからもプーシーの丘の頂上の仏塔が見え、眺めも良いです。

宿泊した時はオフシーズンだったのでプールサイドのバーは営業していませんでしたが、お水の準備はありました。
横に併設のあるレストランのスタッフの方は注文を聞きに来てくれるので、好きなものがオーダーできるようになっていました。
アバニバーガーとラオスのバッファローバーガーは味が良かったので、オススメしたいです。

ある雨上がりに虹ががかった時の写真を残します。

朝食
朝食会場は木のぬくもりのあるルアンパパーンらしいインテリア!

メイン通りから入ることもでき、一般のお客様にも「メイン・ストリート・バー・アンド・グリル」というレストラン名でオールデーダイニングとして提供しています。

ローカル料理から洋食まで幅広く、ユニークなブースターのフレッシュジュースも充実!
(ちなみに日本食はありません)
オフシーズンのせいもあってかメインのものはオーダー式でした。
でもそれが良くて、温かいものが食べられ、またラオスらしいメニューもあるのでトライしてみてください。
また、モーニングブースターのジュースはその場で生絞りの物を提供して持ってきてくれるのでとても新鮮で美味しかったです!

メニューの中からオーダーしたある日のバニラパンケーキ。
ハニーがかけられていたので、翌日からはメイプルシロップにしてもらい、生クリームは別のせにしてもらいました!
上に乗せられたフレッシュマンゴーは最高でした。

フレンチトーストも上手に焼かれて美味しかった!

ラオスは高地でコーヒー栽培が有名で、こだわりの豆を使っているそうです。

このホテルのカトラリーやお皿のセンスはナチュラル感があり、とても好みでした。
裏を見るとイギリスのブランドのものでした。

無料アクティビティ
托鉢体験
Avani+ Luang Prabang では、毎朝行われる僧侶の托鉢(Alms giving ceremony)に無料で参加できます。
前日までに申し込むと、早朝5時半に炊きたてのもち米が用意され、ホテル前を通る僧侶に差し出す特別な体験ができます。
体験時間は30分ほどで、3グループほどの僧侶がホテル前に来てくれます。
詳しい方法はホテルの方が丁寧に教えてくださるので安心してくださいね!
無料の托鉢の体験は他のホテルではあまりないようなので、ぜひ体験してみてください。

実際のもち米です。
ホカホカなので、猫手の方はかなり辛いかもしれません。

2キロ圏内送迎
10時から19時の間、行きたい場所が無料送迎圏内ならば、どこでも連れて行ってくれました。
お迎えはもちろんできませんが、このShuttle buggy service in townと呼ばれるサービスは非常にありがたかったです。
私たちは寺院やレストランに行きたいときに使わせていただきました。

自転車利用
Avaniでは、朝6時から18時まで自転車レンタルが無料で利用できます。
フロントでサインをしている間に、もう係の方が自転車を正面玄関まで持ってきてくれるという早業に感動しました!
自転車が大好きな私は、ルアンパバーンの街を思う存分爆走。
車が少なく、穏やかな街並みはバンコクとは違う新鮮な空気でいっぱいです。
この日は朝靄漂う、メコン川沿いをひとり、駆け抜けました!

メイン通りにある、おしゃれなフランスカフェでフランスパンやお土産を買ってホテルまで戻るルートを楽しみました。

ここはフランスか!という雰囲気です。

朝の爽やかな風と街の静けさが、まさに至福のひとときでした。

タイとは異なり、お土産探しは少し迷う、ルアンパパーンですが、味のあるラオスの渋い民芸品を見るのは楽しいです、

自転車は日本のようにメンテナンスは良いとは感じなかったので、乗る前にブレーキやサドルの確認は行うと良いです。
有料手配のアクティビティー
フロントで手配が可能で、ホテルに直接聞いたものを記載しておきます。
興味のある方は、フロントデスクで詳細を確認し、予約を進めてください。
メコン川サンセットディナークルーズ
- 料金:お一人様 $60(約8,000円)。フリーフロー(飲み放題)でメインの料理やおつまみがセットになっているそうです。
- 催行人数:4〜5名程度
- 所要時間:17~19時
- 予約締切:前日の12:30まで
- 内容:メコン川の静かな流れを楽しみながら、夕日が沈む美しい景色を堪能できます。
人数が揃わない場合はプライベートでの予約も可能。
料金はかなり異なりますが、こちらにもAvaniのスタッフがついてかなり素晴らしいようです。
クアンシー滝(Kuang Si Falls)ツアー
- 料金:$100(プライベートバン)
- 所要時間:朝8時出発、13時頃帰着
- 内容:美しい3段の滝「クアンシー滝」を訪れ、自然の中でリラックス。(雨季は茶色の滝となります)
ルアンパバーン市内観光ツアー
- 料金:$150(お一人様)
- 所要時間:半日
- 内容:世界遺産に登録されたルアンパバーンの歴史的な寺院や王宮などを訪れ、地元の文化を学びます。
強いて言うならのデメリット
あえてデメリットを挙げるとするなら…。
まず、ホテルの裏手が学校になっているので、その近くの棟にアサインされると授業の時間帯などは少し賑やかに感じることがあるかもしれません。
それからお隣に大きなお寺があり、朝4時から修行開始の音が毎日鳴ります。
プールビューだとそれらに面しませんので、お部屋を予約する場合、音に神経質な方は注意が必要かもしれません。
とはいえ、ルアンパバーンの元気をもらえるBGMみたいなところもあるかも知れませんね。
次に、プールエリア。
とても気持ちのいいプールですが、シャワー施設がまだ整っておらず、現在新設工事中とのこと。
完成したらさらに快適になりそうです。
そして、ホテル全体がスタイリッシュで静けさに包まれているため、どちらかというと大人の滞在向き。
子供用プールがないので、小さなお子さま連れには少し物足りないかもしれません。
最後にベッドについて。
これがまたユニークで、ワンキング仕様のお部屋はツインベッドを中央に寄せて大きなベッドにしているスタイル。
そのため真ん中にわずかに隙間を感じる方もいるかもしれません。
ただ、この「可動式ツインがワンキングに変身」という仕組みは初めて見て、ちょっと感心してしまいました。
まとめ
「Avani Luang Prabang」は、世界遺産の街の雰囲気をそのままに、心地よく過ごせる美しいホテルです。
街歩きに便利なロケーションにありながら、スパや静かなプール、托鉢などの文化体験まで楽しめる、バランスのとれた滞在が叶います。
他のホテルも見学してきましたが、これほど便利な上、ホスピタリティーも兼ね備えたホテルは他にないように感じました。
特筆すべきは、スタッフの方々の素晴らしさ。
特にタイのホテルであるアナンタラのグループらしい、タイホスピタリティを体現する、タイ人のフロントオフィスマネージャーの存在。
実際に訪れるとその感動がよく分かるはずです。
癒しのルアンパバーンを、ぜひAvaniで体感してみてください。

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