こんにちは、プル子です。
今日は「帯状疱疹ワクチン接種」のお話をしたいと思います。
世界中で、「10年間の効果持続」と「2回接種」という条件を満たす帯状疱疹ワクチンは、現在のところ シングリックス(Shingrix/GSK〈グラクソ・スミスクライン〉社製) のみです。
どの国で接種しても同じワクチンを使うため、海外でも日本でも、安心して続きの接種ができるのが大きな利点です。
私たち夫婦も、この長期にわたり高い効果が期待できるシングリックスを予防目的で接種しました。
実は夫は数年前に一度、帯状疱疹を経験しており、再発の不安を抱えていたことも理由のひとつです。
私のきょうだいも過去に2回かかったことがあり、心配していました。
そして最近では、元フジテレビの笠井信輔さんが目のまわりに強い痛みと腫れを伴う帯状疱疹で入院されたり、世界的アーティストのジャスティン・ビーバーさんが顔面麻痺を伴う「ラムゼイ・ハント症候群」を公表したりと、帯状疱疹の深刻さが広く知られるようになりました。
目や顔に症状が出るケースは特に怖く、後遺症が残ることもあるため、私たちも「発症してからでは遅い」と感じて接種を決めました。
私の住民票を置いている東京都の区では、一生涯に一度、帯状疱疹ワクチンの助成制度があり、1回ごとに1万円の補助があります。
ちなみに夫はバンコクで1回目を接種し、2回目は先日東京で受けました。
海外と日本の両方で接種を経験した私たち夫婦の体験を今回は詳しく書いていきたいと思います。
シングリックス(グラクソ・スミスクライン社)の特徴
接種したワクチンはこちらです。
- 種類:サブユニットワクチン(不活化ワクチン)
- 接種回数:2回
- 接種方法:筋肉注射(肩の上部)
接種間隔と効果
シングリックスは2回の接種することで効果があります。
厚生労働省や製薬会社の公式データでも確認されており、長期的な予防が期待できるワクチン。
- 接種間隔:1回目と2回目の間隔は2か月以上
- 効果:約10年間持続、発症予防効果約97%
- 特徴:長期効果が期待でき、50歳以上の方に推奨される
- 副反応:腕の痛み・腫れ・発熱など、1~3日で落ち着くことが多い
抗体がつくまでの期間
1回目の接種から2〜3週間ほどで免疫がつき始め、ある程度の予防効果が得られるとされています。
ただし、しっかりとした抗体がついて長く効果が続くのは、2回目の接種(通常は2〜6か月後)を終えてから。
2回目まで受けることで、帯状疱疹を9割以上防げるといわれているそうです。
費用と助成制度
- 自費接種:1回あたり2〜2.5万円(クリニックにより金額は異なるので事前調査がベター)。2回の接種が必要で合計4〜5万円ほど
- 助成制度:東京都の一部の区では助成制度あり(1回1万円補助、1生涯1回まで、50歳以上が対象)。私の住む区では、1回目を海外で接種していても、2回目の日本での接種に助成金1万円を適用してもらえました。申請は難しくなく、クリニックの予約時に「助成を利用したい」と伝えるだけでOK。その後の手続きはクリニック側が区に処理してくれるようでした。
予約
日本もタイも在庫の関係があるので、クリニックに予約してから接種でした。
日本の場合は助成金のこともあるので、明確にするため、電話予約がベターだと思います。
帯状疱疹を防ぎましょうのようなポスターが貼ってあるクリニックは、ワクチンの在庫を準備していることもあり、すぐに接種できる場合もある印象です。
接種の時に風邪で微熱などの症状がある場合は、接種を断られるようです。
接種の時の痛みは?
筋肉注射ゆえ、痛みの感じ方は、医師や看護師のやり方によっても差があると感じました。
夫は、手際の良い看護師や医師の方にあたったため、一瞬で終わり「もう終わり?」と感じるほどだったそうです。
私は逆に、注射の時間が少し長く感じる看護師にあたり、液体が入るときに少し辛く、長く感じました。
接種経過と副反応
私が接種を受けた日本の医師によると、コロナワクチンよりも副反応はマイルドなワクチンだそうです。
夫は1回目をタイ、2回目を日本で接種しました。
私は両方とも日本で接種をしたので、ここでは夫と私の体験談をそれぞれ個別にまとめます。
🧔夫の場合
1回目(タイで接種)
- 接種から約12時間後に39度の発熱
- 解熱剤で翌日には37度に下がる
- 肩の痛みが3日間ほど続く
- 接種部位の腫れはなし
2回目(日本で接種)
インフルエンザワクチンと同時接種しました。
理由は医師から同時接種をオススメされたためです。
同時に接種することで、体が「免疫反応」を起こすタイミングが重なり、反応の期間をまとめて短縮できるという利点があることだそうです。
シングリックスとインフルエンザワクチンを同時に接種しても、お互いの効果に影響しないことが確認されているそうです。
- 両方のワクチンを利き手ではない腕に少し距離を置いて接種。インフルは皮下注射なので、シングリックスより下の位置
- 1回目の発熱があるため心配していましたが、今回は発熱が一切なし
- 接種から3日目に腕が赤く腫れ、モデルナアームに似た症状を発見
- 腫れや赤みは5日目に消え、痛みは自然に改善
※夫は過去にコロナワクチン(モデルナ)接種でもモデルナアームの症状が出て、毎回発熱。ある時は発熱時に顔がパンパンに腫れたことがあり、体質的に似た反応が出やすい可能性があります。
👩私の場合
私は両方とも日本で接種しました。
1回目
接種したその日を含めて4日間ほど腕が痛く、特に2日目までは左腕を下にして寝るのがつらいほどでした。
3日目は接種した方の肩や肩前面の方まで痛くなり、かなりの違和感が残りましたが、4日目も朝にはほぼ回復。
発熱については、まったくありませんでした。
2回目
接種した夜に悪寒がしましたが、発熱することはなく、早めに就寝しました。
翌日以降も発熱するなどの変化は特にありませんでしたが、接種した方の腕が3日ほどやや痛みがありました。
ただその痛みは1回目の接種の時と比較すると格段に弱く、またコロナワクチンの時の痛みの感じよりも半分以下でした。
接種の当日は接種した方の腕を下にして寝ると違和感がある程度。
医師から帯状疱疹ワクチンはコロナのワクチンよりも副反応はかなりマイルドだと聞いていましたが、結果、やっぱりその通りだと実感するのでした。
ちなみに私はコロナワクチンが全てファイザー社製でしたが、発熱することはありませんでした。
夫が過去にかかった経験談
3年ほど前、夫が背中に何となく違和感があり、本人から申し出があったことでこの話はスタート。
当時は「ちゃんと洗っていないからかな」と思い、1度だけ、シーブリーズをかけたり、薬を塗ってあげました(今から思うと本当にひどいことをしました…)。
しかしある日、夫が合わせ鏡で背中を確認し、「俺はたぶん帯状疱疹かもしれない」と自己判断。
すぐに皮膚科に行き、受付で事情を話すと、お子さんや女性も多い皮膚科だったようで、診察室ではなく誰もいない処置室に案内されたそうです。
医師に理由を尋ねると、「帯状疱疹は、水痘に免疫のない妊婦や乳幼児に感染する可能性があるため、他の患者さんにうつらないよう配慮しています」と説明があったそうです。
医師に診てもらうとすぐに帯状疱疹だと診断がつきました。
のちに水泡が出てきましたので、それがつぶれてもいいようにガーゼで患部を管理し、塗り薬(ゲンタシン軟膏)と飲み薬の両方が処方されました。
初期に気が付いたので大事には至りませんでしたが、何かおかしいと思ったら皮膚科に行くと良いようです。
将来の健康にも良い影響が
帯状疱疹を防ぐことは、痛みの予防だけでなく、脳や心臓の健康を守ることにもつながるといわれているそうです。
専門家の中には、認知症や脳卒中のリスクを下げる可能性があると指摘する声もあり、思っていた以上に“体に優しいワクチン”だと感じました。
まとめ
帯状疱疹は、50歳以上で発症リスクが高く、痛みや神経症状が長引くことがあるそうです。
副反応は一時的でも、10年間・約9割の発症予防効果を考えると、接種の価値は大きいと感じました。
夫婦それぞれ体質の違いで副反応の程度は異なりましたが、しっかり予防できる安心感は何よりも大切です。
正直、夫はコロナワクチンの副反応が本当にひどかったので心配していましたが、終わってみるとそこまでひどくはなく、安心しました。
日本に住民票を置いていて、助成金制度を受けられる場合は、その恩恵を受けられるのもありがたい制度だと感じます。
ちなみに、タイのバンコクのDYMクリニックでは、ワクチンの履歴がわかる「ワクチンレコード」の折り畳みシートをもらいました。
日本で接種したワクチンも、そのクリニックにお願いして記載してもらっています。
なお、ここでお伝えしている内容は私たち夫婦の経験をもとにしたもので、医師の見解や診断に代わるものではありません。
ワクチンの効果や副反応には個人差がありますので、接種については医師や医療機関にご相談ください。
ご参考として読んでいただければ嬉しいです。
ではまた✿


コメント