フルーツ好きの私がずっと行ってみたかった『オートーコー市場』に、ついに先日行ってきました!
ここのフルーツは、少しお高めですが、その分、新鮮で美味しいと評判の市場です。
バンコクは5月20日に雨季に入り、今がフルーツシーズン真っ只中。
オートーコー市場は駅のすぐ横にあり、雨季の時期でも雨に濡れずにアクセスでき、屋外市場であるのが嬉しいポイント。
ローカル感満載のフードコートもあり、Googleのレビューも良いです!
この利便性の高さは観光客にとっても大きな魅力のひとつですが、地元の方も車で乗り付けて購入されている姿もみました。
情報を聞いて調査してきましたので、ぜひ最後まで読んでみてください!
オートーコー市場とは?
タイの農業協同組合(オートーコー)の経営のもとでタイ各地から選りすぐりの生産物を提供するためにできた市場。
高級果物をはじめ、季節先取りの野菜やタイの選りすぐりの商品が売られているため、価格は他より高めです。
商品はやや高めながらも、品質面では折り紙付きの市場で、ここの食材の評価も高く、CNN Goの「生鮮市場の世界トップ10」で4位に選ばれたこともあるほど。
地元向けの市場はちょっと賑やかすぎて自信がない方にも安心して買物ができるという印象で、市場初心者にもオススメできる非常に清潔で通路の幅も広いマーケットだと思いました。
規模感が本当にちょうどよく疲れない大きさなので、ちょっと時間があるときにも行きやすいと思いました。
訪れている客層も地元の富裕層らしき人を多く見かけ、私達にも親切でした。
また、販売があるのは青果だけではなく、鮮魚、調味料、中ほどに屋台がありおかず系の販売、フートコード営業もあります。
その先に行くと沢山はありませんが、ジュエリー、キッチン用具、洋服、雑貨と様々なものがある、非常にタイらしい雰囲気で見るだけでも楽しいものばかりでした!

アクセス
地下鉄MRTのガムペーンペット駅の3番出口からすぐの場所にあり、雨に濡れることはありません。
スクンビット駅からだと約20分くらいでした。

駅の出口をでるともう右側にはオートーコー市場の看板がありました!
とても便利だと思いませんか!

まずは美しい果物が並ぶ売り場をエンジョイ!
さあ、ここからはメインイベント!!
入口からすぐ沢山のフルーツが目に飛び込んできますよ!
雨季は旬を迎えるフルーツがたくさん!
カラフルなフルーツが溢れみてるだけでも楽しい♪
ではスタート!
一番印象的だった「リンチー」
タイではライチのことを、「リンチー」と呼びます。
ライチというとあまり通じません!
大きく赤く、とにかく美しいリンチーは、5~6月にシーズンを迎える今まさに真っ最中にもの!
7月でもまだありますが、下旬になると極端に少なくなり、中旬以降から粒が小さいものが出回る印象です。
ですので大きなライチを見つけた時はぜひご賞味くださいね。
産地はあの、チェンマイが有名!
この市場はよく試食をさせてくれると聞いていましたが、その通りでした。
このリンチーは皮が薄く剥きやすく、剝いているそばからジュースが滴り落ち、香り高く非常に美味しく大感動!
枝付きの方が新鮮ですから、必ずそれを買うようにしてみてくださいね!

同じ売り場に中国産もありましたが、こちらもシーズンのようです。
色はタイ産と異なり緑色でところ変わればですね。

果物の女王と呼ばれる「マンゴスチン」
タイ語で「マンクット」といい、これもシーズンです。(写真の右側に積まれているフルーツ)
特にマンゴスチンは冷蔵庫で冷やすともっと美味しくなります!
今回マンゴスチンを買う際に大失敗しましたので、美味しいマンゴスチンの見分け方を書いておきます!
写真のようにヘタが緑色で、濃い赤紫色の物を選ぶようにしてください!(ここが枯れているものは新鮮ではない証です)
更に、果皮にほどよく弾力を感じるものが水分が多い証で、カチカチなのは古くなって割って食べることも出来ませんのでご注意を。
そして、あまり大きくなく小ぶりなほうが美味しいのだとか。
食べる際に紫の殻を割った時に洋服などにこれを落としてしまうと、二度とそのシミは洗濯をしても落ちませんので、ご注意ください。(ゆえに染め物にも使われるほどです)

「ロンコン」と「サントール」
こちらもシーズン真っ最中のタイ語で「ロンコン」と呼ばれる果物(手前)。
その右横にある丸いものは「サントール」(タイ語はグラトーン)という、日本には出回らない珍しいもの!
「ロンコン」は小さな新じゃがのように見えますが、房状になっており、これが木からニョキっとでて成る不思議なフルーツ!
皮は柔らかいので手でむいて食べることができ、旅行先で買っても簡単に楽しめます!
ロンガンとよく間違われますが、味は異なり、私はロンコンのほうが断然好きです。
グレープフルーツのような香りがする、さっぱりとしたジューシーな果実でこちらも大好きなタイフルーツです!
プーケットが有名な産地のようで、どうりでここで食べてファンになったのが頷ける気持ちになりました。
「サントール」は夏蜜柑ぐらいの大きさで薄茶色、ビロードのような手触りの味は薄い味の桃のような果実で、6月から7月にかけて短いシーズンを迎えます。
割るとマンゴスチンのような風貌でどこを食べたらよいのか難しいフルーツですが、厚い皮は料理やデザートなどにも使われるとのことで納得しました。ちょっと初心者には難しいフルーツだと感じました。

大好きな「ポメロ」
タイ語で「ソムオー」と呼ばれ、タイではとても人気のフルーツ!
私も毎日でも食べたいくらいの大ファンです!
ボーリングの玉を少し小さくしたくらいの大きさの柑橘類で、日本の果物だと文旦やザボンに似ています。
こちらは年中食べれますが、スーパーではむいたものがよく販売されていて、これを購入しています
実は一度だけ、丸のまま買ってきたものを自身で剥いたことがありますが、外の皮の部分が非常に厚いので、とても苦労しましたので、剥いたものが販売されているのは納得できます。
ちなみに、手前の小さなものは、タイのミカンで「ソム キアウ ワーン」といいます。
タイ語で「みかん」は「ソム」といい、名前を直訳すると、”緑色の甘いミカン”で、その通りなんです!
皮が薄く非常に剥きやすくジューシーで美味しいです。
好きになったので、こちらに来てよくこのミカンを食べますが、街で買う物よりも相当立派なものでした。
小さなものは絞りやすいので、レモン絞りなどで自身でジュースにするのも簡単だと思います。
よく街で見かけるミカンジュースもこれを絞っている物なんですよ。

壮観だったマンゴー売り場
タイ語でマンゴーは「マムアン」といいます。
年中通してとても甘いフルーツですが、暑期と言われる4月から5月頃に旬の時期を迎えます。
現地の方はマンゴは甘すぎて糖分過多になるので観光客のようにあまり食べないなんて聞くこともありますが、真実のほどはどうでしょうか?
沢山取れるので観光客のように珍しくも感じないのだと思いますね。

シーズンがもう終わりかけの「オクロンマンゴー」も買うことができました!
これが食べられるのは2月〜5月の短い旬!
一回り小さいマンゴーなのですが、フルーツ天国のタイでも、あまり市場に出回らないそうです。
思い出すとスーパーのグルメマートに小さなマンゴが少しの短い間、陳列されていたことを記憶していてもっと買っておけばよかった後悔していました。
痛みやすいため、日本へも出荷されていない品種なんだとか。
これはスペシャルなものなので、キロ300バーツとのことでしたが少し高すぎのような気もしました。

果物の王様で独特の香りの「ドリアン」
タイ語では「トゥリアン」といい、4月ごろから旬になるそうですが、年中あるのでシーズンの場所から取り寄せて並ぶのだと思います。
現地の方も買っており、美味しいからどうかと勧められましたが、私はこの匂いがどうしも苦手で食べれません!
でも陳列している姿はいつも楽しくて足を止めてしまいます。
皆さんはお好きでしょうか?

ドリアンは電車やホテルも持ち込みが禁止なのでご注意くださいね!
その他の売り場の様子
ネギ類の何かの蕾が付いている野菜は炒め物でよく見ます。左側はタイの丸いナス。

このつぶれた形のかぼちゃはタイでよく見ますが興味をそそられます!デザートとかで使ったらおいしいのかな?
長細いものは冬瓜でよく料理に出てきます。

タイカレーのペーストも量り売りで販売があり、手造りの新鮮なものはどれだけ美味しいだろうかと想像してしまいます。

新鮮なお魚やエビも美味しそうでした。

フードコートやおかず売り場
ローカル感満載で清潔感のあるフードコートでした。

ここに来ればちょっとした楽しい買い食い体験もできます!

忙しい主婦の味方のような売り場はどれも美味しそう!
近くに住んでいたら毎日ここで買いたいくらいでした。

こんな新鮮なフルーツバスケットは頂いたら感動しますね!

まとめ
オートーコー市場、想像以上に楽しかったです!屋内市場なので、雨を気にせず快適に過ごせました。
農産物や肉、魚介類、軽食、キッチン用品まで、何でも揃っています。
あの有名なチャトチャックウイークエンドマーケットにも近いので、両方訪れるのもいいかもしれませんが、オートーコー市場だけでも十分楽しめます。
価格は少し高めですが、ものによってはお手頃なものもあります。
特にライチは今までで一番美味しかったです!
4~7月の短いシーズン限定なので、この時期に訪れるならぜひ味わってみてください。
また、オクロンマンゴーも見かけたらぜひゲットを!
ただし、「安くするよ」と言ってくるお店には注意が必要です。
私もマンゴスチンで失敗してしまいましたので、購入時は気をつけてくださいね。
美味しい見分け方も本記事に書いているので、参考にしてください。
皆さんもぜひ訪れてみてくださいね!

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